2018.2.25~3.6 at aiiima shibuya hikarie 8/
photo by aya kawachi
青と赤の組み合わせには、中立的な態度を感じる。
記号やロゴマーク、国旗、カスタネットなどの物にいたるまで、身の回りに溢れながらも、その都度意味を変えていく、対義語のようだ。
私は、平面と立体の間や意味と無意味の間を探る作品を制作してきた。
今回は、木パネルの特徴を扱い、平面に層を見い出すことで奥行きがでないか、とか、図形の補完性を扱い、パネルが一要素となって奥行きを感じることはできないかなどを試みている。対比がわかりやすく、意味に縛られない色として青と赤の組み合わせを用いたが、このバリエーションが幾つか集まると、無視できない印象となってたちあがってきた。